ゲームがないとしんでしまう

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終・FFと言ったら


せっかくだからスーファミ用「ファイナルファイト タフ」も遊ぶ。シリーズ第3弾のタフは前作までのシステムに加え、新要素を多数盛り込んだ意欲作です。スーファミ末期に発売され、その完成度の高さと生産数の少なさから、現在ではちょっとしたレアソフトとして扱われています。



マッドギアの下部組織[スカルクロス]がメトロシティで大暴れ。警察署までもが連中に襲われ、女刑事のルシアは市長のハガーに一連の暴動を報告します。そこに現れた謎の青年、ディーン。彼は自分がスカルクロスの元まで案内すると言う。半信半疑ながらもハガーはディーンに従い、ルシア、ガイと共にスカルクロスに闘いを挑むのでありました…と、云うのが本作のストーリー。

主人公であるプレイヤーキャラクターは、毎度おなじみのハガー、ガイに加え、新キャラのルシアとディーンの計4人。ルシアはバランスの取れたスタンダードなキャラクターで、ディーンはちょっとクセのあるパワーファイターと云ったトコロです。


本作の最大の特徴と言えるのが[オート2Pプレイ]モード。読んで字の如しで、2P側のキャラクターをCPUがオート操作してくれます。これにより一人でも2P同時プレイ気分が味わえると云う、今まで有りそうで無かったユニークなモードです。

しかし、CPUはお世辞にも強い=立ち回りが巧いとは云えないので、長生きさせる為には常にプレイヤーがフォローするように動く必要があります。CPUは決してゴハンに手を付けないので、失った体力を回復する手段がステージクリア以外ないのです;;


更に従来の必殺技に加え、コマンド技と超必殺技[スーパーメガクラッシュ]が追加。コマンド技はストⅡで言うトコロの波動拳や昇龍拳コマンドなどで繰り出す特殊技で、通常コンボから繋げて連続ヒットさせることも可能。スーパーメガクラッシュは画面下のゲージが[SUPER]と表示されている時にコマンドを入力するコトで発動します。

他にも方向固定やダッシュ移動&ダッシュ技、得意な武器を手にした際のコンボ攻撃、後ろつかみ技と云ったアクションも可能となり、今まで以上にバリエーションに富んだバトルが楽しめる様になりました。


また、ステージの途中にはルート分岐となるポイントも各所に点在。画像は3面の冒頭ですが、ここでの分岐ポイントはバス停の看板だったり。これを壊すコトにより、この先の道中とボス戦をカットしてステージクリアとなります。


ステージ間にはストーリーデモが挿入される場面も。事の発端やディーンの過去、事件の真相などがグラフィック&テキストで綴られます。


ディーンの目的は、スカルクロスに殺された家族の復讐。


敵であるスカルクロスのメンツは、前作までの敵キャラの特徴を受け継ぎつつ、全体的に強化の方向で調整されています。猿の様に小柄で素早い動きのジョーを始め、新たなアクションを備えた敵キャラも追加されました。
 

各ステージのラストに待ち受けるボスキャラも手強く、その攻撃アクションも実に個性的だったり。前作まで猛威を振るった奥義[パンチはめ]は使い物にならないので、純粋に実力勝負の闘いとなります。

ボスキャラの中でも特に5面のストレイはデタラメに強く、コレと云った死角がないので苦戦は必至デス。久々のプレイとは云え、まさかストレイ相手に3ミスもするとは…;;


最終ステージに待ち構えるラスボスはブラック。見た目が「北斗の拳」のカーネルまんまですが、そこはあまり気にしない方向で。ヘリから降り立った後、上着を破り捨て闘いを挑んできます。


ブラックは手にした鞭による攻撃の他にナイフを投げたり、ガイやハガーの必殺技を模した攻撃を繰り出したりと、なかなかの芸達者。とは云え、距離を取りつつ必殺技連打でブラックのナイフやラリアットをかわし、軸ずらしから反撃の機会を伺えばフツーに倒せる相手です。


そんな感じで、ベルトフロア慣れしていれば基本的な立ち回りで十分闘えるかと。…2ミスしておいて言えた説明ではありませんが;; ともあれ、取り敢えずコレにて1ゲームALLクリア達成です。ばんじゃいばんじゃい。


そしてエンディング。スカルクロスは壊滅したモノの、メトロシティは惨憺たる有様。市長であるハガーは街の復興を誓います。


街に平和が訪れ、ひとり立ち去ろうとするディーン。


家族の復讐を果たし、彼の闘いも終わったのだ。


旅立つディーンを見送るシーンでエンディングは終了~。お疲れ様でした。なお、進行ルートによりエンディングのセリフが若干変化します。


せっかくだから、今度は難易度を最高のエキスパートまで上げて再挑戦。5面ボスのストレイがおっかないので、ココはルート分岐のポイントとなる、隠し部屋のコンピュータを全部破壊するコトに。コレでちょっと進めばボス戦をカットして5面クリアとなります。


そしてラスボスのブラックを撃破して、エキスパートも1ゲームALL達成です。前作と同様に、難易度を上げても変化は殆ど無い様に思えました。ザコキャラの動きが若干攻撃的になっているような気はしなくもないのですが。


追加エンディングとしてディーンの今後を按ずる3人の姿が描かれ、メトロシティに朝日が昇るところで物語は幕を閉じます。今度こそお疲れ様でした。


総評:スーファミオリジナルのベルトフロアアクションとしては最高の出来かと。他のベルトフロアとは一線を画す、ファイナルファイトならではの面白さ=ゲーム性を維持しつつも、新たに追加された要素がどれもゲームを盛り上げるファクターに直結していて、非常に完成度の高いタイトルに仕上がっています。

ただ、2P同時プレイ(およびオート2Pプレイ)でのタイマー落ちの多さは残念賞と云ったトコロ。前作の快適な動作が嘘の様な重たさに思わず目を疑いました。タフならではの新要素のひとつであるオート2Pもコレじゃ台無しって云うか。

まぁ、そんな感じです。


こちらはパチモノファミコンソフト「ファイナルファイト3」。過去に自分がニコニコ動画へ投稿した、タフのファミコン移植版のプレイ動画(前編)ですよ。スーパーメガクラッシュや後ろつかみ技、ルート分岐などがオミットされていますが、概ねタフの魅力を再現した恐るべきパチモノです。動画を見て頂ければその出来の良さがお分かり頂けるかと。


そんな感じで久々にファイナルファイトシリーズを遊び尽くして、良質で濃厚なベルトフロア分をがっつり補給できたのでありました。スゲー楽しかった! やっぱりファイナルファイトは最高ですわ~(…などと言いつつも、自分が一番好きなベルトフロアはまた別にあったりして)。

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