ゲームがないとしんでしまう

昔のゲームは良かった。でも、今のゲームも面白い。アーケードをはじめ、ホームコンソールに携帯機、PCゲームに同人ソフト、そしてパチモノ。そんな楽しくステキなゲームにまみれた遊々人生を謳歌する愚者のページ。

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新 ぺいとーま


北米PS用「ナムコミュージアム Vol.4」を北米PSNにてDL購入。本作に収録された「源平討魔伝」のローカライズが気になり情報を漁ってみたトコロ、国内版をベースに若干のマイナーチェンジが施されている模様です。そんな感じで、国内版との差異を確かみるべくプレイしてみました。

ちなみにアーケード版源平は海外では正式販売されなかったので、ナムコミュージアム版が最初(にして最後)のローカライズと思われます。なお、北米konozamaの商品ページに掲載されたGameSpotのレビューは…

源平討魔伝はジョーク作品であり、これをアーケードゲームの古典と呼ぶには相応しくありません。あなたは小さな侍を操作して、走ったり切り刻んだりします。巨大なキャラを操るモードもありますが、どう見てもマヌケとしか言い様がありません。これは本当の失敗作であり、ナムコ作品の中では恐らく最悪のゲームです(超訳)。

ですって。まぁ、侘び寂びの精神を持たない外国人に、源平の魅力が理解できるハズも無いか。


PS3で起動。PS実機と同程度のデータ読み込み時間を経てゲーム選択画面へ。右上の「THE GENJI AND THE HEIKE CLANS」(源氏・平家一族)が海外版源平のタイトルなのか!!

他の作品のタイトルロゴが偉く華やかなのに対し、源平は海外版でも地味って云うか、渋いって云うか。だが、それがいい。


クレジット投入画面。源平ロゴの下にサブタイトルっぽくTHE GENJI AND THE HEIKE CLANSの名称が。オープニングデモの「祇園精舎の鐘の声~」が全文英語訳+横書きに改変されており、ゲーム中のテキスト表記もそんな感じになるんだろうなぁ、とか。


「入道相国の加護のあらんことを」。壇ノ浦から蘇った景清に宛てた安駄婆のセリフ。入道相国=平清盛がプリーストショウコクと訳されるとは…。なんかプリンセステンコーみたいな響きでステキ。


地獄ステージ。漢字表記だったスコアフォントがアラビア数字に、左下の剣・銭・命がアイコンに変更されています。ダサいフォントの所為で国内版に比べて安っぽく見えるのがナンとも…。


「空即是色」。ゲーム中に漢字が表記される箇所は、地獄ステージ2の骸骨のトコロだけっぽいです。まぁ、英語に訳すと結構な長文になるのでスルーしたんでしょう。多分。

訳したトコロで伝わり難い可能性も有るやも…。


「長門」。地獄ステージはHELLと表記されて凄いロックな感じがしましたが、NAGATOだとナンか締まらないなぁ…。漢字フォントによる地名表記を残しつつ英語でルビを振るとか、もう少し見た目に拘っても良いんじゃないですかね?(偉そうに)。


「ばかめ」。実にストレートな翻訳で、これはコレで良い感じ。なお、ゲーム中のボイスは全て国内版から変更は無いので、弁慶のセリフも聞きなれた「ば~かめぇ!!」です。

本作に北米PS用「ガンダム バトルアサルト2」のカタコトニホンゴボイス(セーキーハーテンキョーケーンみたいなの)を期待していたのは俺だけでいい…。


淡路ステージ等のボーナス面ほかで出現する菖蒲の花を獲得すると、「愛」ならぬ謎の唇アイコンがニュルッと。愛がアップ! を表現するならハートの方がええやんけ…と思ったら、左下のライフアイコンとして既に使われていたりして。

隠しキャラを取った時に「BONUS」って表示をするなら、菖蒲もフツーに「LOVE」で良かったのに。


「さらばじゃ」。琵琶法師とは1ゲーム中に1回しか会えないのに、また会いましょう(SEE YOU LATER!)とはこれ如何に。琵琶法師の操る鳥獣戯画を倒した際に落としていく毒きのこは、取ると「どくぅ…」のボイスと共にドクロのアイコンが出ます。これは解りやすい。


海外版源平最大のおさみし定食は、各地に点在する「だじゃれの国」。だじゃれの要素+開発スタッフの似顔絵が完全に削除されており、文字通り只の「国」に成り下がっております。

画像の越中ステージ終盤は、ゲーム開発メーカーの社名をもじった駄洒落が連発するポイントなのに…。呑気なアレンジのBGMだけがそのまま残っているのがまた寂しかったり。


鎌倉ステージ。最終面は特に変化は無く、無防備な頼朝をザクザクと切り刻んで終了~。景清も成仏を果たして待望のエンディングの始まりデス。


the god kagekiyo is slain.

the devil yoritomo is expelled.

now,

even the sound of the frightful vermin eating fruit from antiquity is stilled by the longing for your faraway home.

the shape of rising and falling fortunes remain only in your ardent heart.

we are here in the wilderness where the gods and the devils refuse to come.

dedicated to the memory of seiichi fukatani.


エンディング全文。スクロール表示される国内版と異なり、エンディングメッセージは文節毎に分割されて表示されます。

どうせエンディングの英文はネットの海に転がっているだろうから、そこから拾ってくれば良いや…と思ったら、ググッても全然引っ掛からないので、結局キャプった画像を元に手打ちするハメに。ああ面倒臭い。


グーグル翻訳に上記の英文を突っ込んだ結果を国内版のエンディングと比較。

神Kagekiyoは殺される。
悪魔料理は追放されます。
今、古代からの果物を食べる恐ろしい害虫の音でさえ、あなたの遠い家のために憧れている。
あなたの熱心な心の中にしか浮かれない運命の形が残っています。

私たちは、神々と悪魔が来ることを拒否する荒野にここにいます。

深谷誠一の記憶に専念しています。


内容はエキサイト翻訳の方がまだマシだったのですが、追放される悪魔料理が妙にツボにハマッたのでグーグル翻訳を採用しました。英文エンディングのfruitは、太古より巣喰いしの「巣」を「果」に誤訳しているっぽいデスね…。


「完」!!


横書き+英語入力のシンプルかつ判り易いネームエントリー。これなら時間内にスコアネームを記す事が出来ます。各プレイヤーの最終スコアが表示されないのは国内版と共通の仕様です。

って云うか、縦書き+平仮名入力(+漢字変換)の国内版ネームエントリーの難度の高さは異常。入力候補が画面内に一文字しか表示できないのに、レバーの上下左右で約80字の中から目当てのモノを探せとかメチャクチャ厳しいんですけど…。


ネームエントリー後のスタッフロール。国内ゲームの海外仕様=ローカライズの妙に惹かれる自分としては、今回の源平はなかなかの当たりでした。また機会がありましたら、お気に入りのローカライズ作品たち(?)を紹介してみたく思いますですよ。

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